約束までの時間を有意義に過ごすための独り談話室

離婚されるそうなので一人暮らし準備の為の心構えと今までの回想録(メモワール)

語学習得にお金がかかるのは基本的にオカシイと思う理由(ワケ)

ドイツにいた頃、VolkshochSchule( 市民高等学校)に通い、

ドイツ語を習っていた。

 

授業はそれなりにハード(そもそもドイツ語は挨拶しか出来なかったワタシが、いきなりドイツ語でドイツ語を習うのは無茶な感じがしたが、意外とどうにかなるものなのだ)だったが、移民が寄せ集まったクラスは、本当に面白かった。

 

中東某国から戦争難民として来たK,

中欧某国からやはり紛争を逃れてきたZ,

ロシアからの移民、ポーランドからの出稼ぎ、トルコからの経済難民、そして中国のお金持ちな若妻、ワタシのような駐在員家族。

 

立場はそれぞれ違えど、ドイツ語の習得度も圧倒的に東欧組(ポーランド人やスロヴァキア人は上手かった。子供の頃から聞く機会もあり、衛生放送などもあり、触れる時間が我々とは違い過ぎた)が群を抜いていたけども、

ワタシを除く日本人もなかなか優秀だった。

 

ロシア人はこう言った。

「何故ドイツ語が上手いか?多分子供の頃、親の都合で東ドイツで生活してたからよ。学校でも習えるわよ。」

耳も口もその音を覚えていた例だ。

 

ポーランド人はこう言った。

「何故、出来るか?うーん、多分すぐ隣の国で、(ベルリンの)壁が崩壊した後はみんな働きに来たいから子供の頃から近隣の国の言葉は学校で選択制で習うんだ。

ロシア語?必修だったよ!」

スロヴァキア人も同じ事を言っていた。

 

一番スゴイのはギリシャ人だ。

「ドイツ語はムズカシイ、とは思わない。回りくどい言い回しがあるけど、特に問題ないわ。ギリシャ人は自国の言葉を周辺国に分かってもらえない事をよく分かっているから(チンプンカンプンなことをギリシャ語に例えたりする)子供の頃から大体2カ国語くらいは使えるように学校で習うの。あたしは英語とフランス語、夫は英語とドイツ語、少しイタリア語も。それが普通なの。」

 

さらり、と言ってくれちゃうけど、

共通しているのは皆、学校で習ったということだ。

 

つまり、ほぼプライス・レス!

 

どうなってるの?日本。

 

グローバルな視点って、

こういう教育制度を整えるところからだと思う。

 

どこにでも行けて、

どこででも働けて、

どこでも生活出来るメンタルとスキル、

 

そういう人間が育って海外で成功して、それをまた自国に還元してくれる為に戻ってきたくなる教育システムが、少なくともドイツや周辺国にはある。


それは海外に興味が有る無し、とか言うレベルの話ではなく、国境が有るようで無いような、でもやっぱり自国の誇りを持っている人々の生活の糧に成りうる、その基本が語学だと、初めて感じた。

語学にお金かけなきゃいけないなんて、ナンセンス。

もっと普通の生活に取り入れられるコミュニケーション英語を取り入れてほしい。

それが一人一人の、

世界が広がるきっかけになるから。

 

 

みんなお金はなかったし、

移民だから立場は弱いけど気は優しくて、明るくて、

いつも自分に素直で、

 

時々腹も立ったけど、言いたいこと(下手なドイツ語で)言い合えた。

 

 

ワタシたちは、もっと外に行った方がいいと思う。

 

ムカついたり、だまされたり、悲しい目にあったり、バカにされたり、荷物盗られたり、するかも知れないけど、

 

でも、絶対楽しいよ。日本では得られないことだらけ。

 

 

だからせめて英語くらいは、ある程度出来たほうがいい。

それにはまず、語学イコール金かかる、ではダメだ。

英語や外国語の垣根が高いのは、お金がかかるのも原因だと思う。

思いきって、英語スクールは全て国営!!英会話講師は公務員!!みたいにした方がいいな。


なんか社会主義的だけども、一番効率良いかも。


さすがに言い過ぎた?