約束までの時間を有意義に過ごすための独り談話室

離婚されるそうなので一人暮らし準備の為の心構えと今までの回想録(メモワール)

気持ちが柔らかくならない時には、好きなものに囲まれよう

 

なんだって土曜日まで仕事なのかは、会社の決めたカレンダーなので本社にお問い合わせ下さいなのだが、

ウンザリしながら仕方なく、

本当に仕方なく、いつまでも愚図愚図と猫をかまいながら、

時計をちらりと見るフリなぞしながら、

 

猫とおんなじ伸びの姿勢をしてから、

処刑台まで向かうアントワネットのように、

沈鬱な表情でもあくまで優雅な足取りで、

背筋を伸ばしながら、

灰色の瞳を少し落とし加減で、

 

そうして、

憂いの貴婦人(離婚される予定)は、ようやく出社のお時間になる。

 

一日PCに向かう仕事は、

気が狂いそうになるほど単調で殺人的につまらないが、

今現在、他にお金をいただける仕事があるのかと言えばそうでもないので、どうしようもなく、

職場での時間が一秒でも早く過ぎていくのを願いながらやり過ごして、

帰路に着く頃には、

 

外からの攻撃などひとつも受けていないくせに

勝手に心がガサガサになる。

(余談だが、男性は外に出ると7人の敵がどうのこうの、と云われるが、なかなかに男性の世界というものも女性のそれと違わず、面白いほど殺伐としているのに、今の会社でようやく気付く。

外周りにいかない上長は常に他店の動向を電話で確かめながら、

その下にいる部下に探りを入れさせながら、その部下さえも陰では文句の対象にして、自分は己の上司に媚びへつらう。

仕事を干されたかつてのボスはいまだに考え方がバブリーで、

営業を外されて別部署になっても何故かやたらと現場に物を言いたがり、周囲の迷惑などは意に介さず、皆に持て余される。

仕事内容的に男性の多い職場なので女性に対してはいびつな程、

遠巻きにするが、ベテランには自分たちより業務が分かるために気味が悪いほど持ち上げる。

大人の通う「会社」という名前の馴れ合い学校劇場だが、早くこのバカバカしい三文芝居から外れたいと切に願う。)

 

夕飯をつくりながら、

癒やされるものをひとつひとつ数えていく。

 

アロマバス、濃く淹れたアールグレイにミルク、

少し高いカップのあんみつ、アロマオイルでマッサージ、

猫、ホットカーペット、好きな本、好きな音楽・・・

 

世の中は、

美しいものや素晴らしいものばかりじゃないかも知れない。

でも頭の中では、何を考えても自由だから、

せめて自分の中には、

好きなもの、素敵だと思えるものでいっぱいにしたい。

 

そうすれば、現実も少しはこちらに優しく寄り添ってくれるかも知れない。

 

 

 とりあえずはこの半年ハマっていた甘酒飲みます。

 

f:id:katrinka:20181013205124j:plain