約束までの時間を有意義に過ごすための独り談話室

離婚されるそうなので一人暮らし準備の為の心構えと今までの回想録(メモワール)

男に好かれなければ仕事も出来ない窮屈な世界なのか?

事務職という体のパートタイマーをしている。

(9−5時の5連勤でパートタイマーと呼ぶには無理があるのでは、と常々思うが、どうしても非正規雇用の立場に留めておきたい会社側の意向を反映しているかのような呼び方が、未だにまかり通る世の中なのだ、この国は。)

同僚の方はこの道20年近いベテランで、事務所の営業職をはじめ、各部門からの信頼も厚い。やはり時間が積み重なるというのは、はっきりと見て取れる確実な方法で、それだけで信頼されるものだ。

加えて彼女は、いわゆる男受けが、イイ。

可愛らしい微笑みをいつも浮かべ、基本的に職場の人に「NO」と言わない。柔らかい雰囲気の、好い人間だ。ワタシも彼女が嫌いではない、が、そういう女性を、男は(特に日本人は)好むのだ。

 

今日は、いつにもまして事務所の長が不貞腐れていた。

自分の仕事があり過ぎて、部下達はなかなか成果が出なくて、営業成績も伸び悩み、加えて長の言い分に不満を訴える者がチラホラ・・・

そういうクサクサした気分をもろに顔に出す辺り、若造な訳で正直マトモに相手にしないのだが、これまたそういうタイミングでワタシが不備を出すと、これまた格好の餌食になってしまう。

何故なら、あの所内では新人だから。

やたらと新人いびりをする職場だなあ、とは思っていたが、それは営業だけでなく、事務職のワタシに対しても公然と行われた。

初めて入った時、以前にいたベテランは絵に描いたようなイビりをしてくれた。

伝票処理、ソフトへの入力方法、庶務、電話応対・・・

諸々の「不適切」をいちいち叱咤され、ワタシはそれから半年間、朝が来ると涙が出るようになった。長は眼の前のデスクでそれを見ながら、見て見ぬ振りをしたばかりか、ワタシの不備をその意地悪ベテランと一緒に叱責した。

心が壊れる前に辞めようと思い、リーダーの方に相談した結果、意地悪ベテランは別の事務所に異動、代わりに今のベテランが来た。

この人はうちの長がまだ新人だった頃からの大ベテランで、ほぼ生き字引のような人だ。

長は、そういう人間を自分の都合の良いように扱えることに長けているのだろうか。先の意地悪ベテランにも、今回の大ベテランにも、本当に腰が低い。なんなら、朝、ワタシには挨拶なしなのに彼女には自分から挨拶する、というあからさまなベテラン贔屓だ。

 

まあ、気持ちはわかる。

誰でも職務に対して一定の知識と経験のある方を優先したい。そのほうが業務が円滑にまわる。それはワタシも賛成だ。

だけどね、同じ不備を出したワタシにはネチネチ言うのに、ベテランにはにこやかに処理の判子を押しながら笑顔で雑談って、

これ辞める時、ぶん殴っていいレベルだよね?

更に頭くるのは事務所内の皆が長に倣い、すべての不手際はワタシのせいになっていることだ。まるで関係ない部署の人から、

「リンカさん、あの伝票発行間違えたの、あなたのせいになってるよ?違うならそう言った方がいいよ!」

と言われた。

そうなのだ。実は、大ベテランは良い人なのだが、自分のミスは極力、隠す。でも隠しきれないので、露呈した時、それが何故かワタシのせいになっているのだ。

何故か。

バカ長様のおかげだ。

大ベテラン様が間違えるわけない→間違えるのは新人→つまりワタシ、という大雑把な三段論法で、常にワタシが悪者だ。

悲しいことに、大ベテランはそれを知りつつ、だんまりとする。

自分は常に糾弾される側ではなく、称賛される方にいたい人なのだ。そして事態が沈静化に向かうころ、「ごめんね。」と言ってくるのが、モヤモヤする。

 

彼女が出来る事の10分の1でもワタシがこなせるなら、もう少し旗色も変わったろうか。

でも世の中ってそんなものだ。

仕事は人の間でやるものだから、好かれてナンボのところもあるし、大事なことかも知れない。

でも、人を貶めてまでする仕事とは、本当に社会の為になっているのか?

と、一人前の理屈を振りかざしても、結局雇われている側は弱い。

なんとか雇われずに生活したいものだが、明日職場に向かう途中の公園に5億円くらい落ちてないと、無理だろうな。

 

確かにワタシのような仏頂面には、なかなか褒めるところはないだろうけど、それでも分かってもらえる人はいる。

少ない給料だからいつまでいるか分からないけど、再来年子供が卒業まではなんとか居座ろう。

 

そうなると転職がムズカシイかなあ・・・悩むところです。

出来ればオリンピック前に空港勤務したい、と画策中・・・