北総ロザリオ文芸部

タイトル一新です。離婚(予定)後の自由満喫と今までの回想録(メモワール)

お楽しみ昼飲みサイゼで今後の人生相談

久しぶりの友人会は、お互いの中間地点にあるサイゼリアに決定、

土曜日の開店と同時にど真ん中の席を占拠し、

オバサン4人組は昼前からいきなりジョッキ片手に堂々と昼飲みを決行した。

 

話のネタにもっとも積極的に採用されたのは、

当然ワタシの離婚問題だ。

これまでの経緯も知り尽くしている面々は、

口々にもうすぐ元のつく夫を糾弾している。

 

浮気が発覚し、以前より少しずつ表面化されてきたモラハラが徐々に酷くなり、

最終的には経済的なDVまで。今の今まで夫からの謝罪の言葉は、ついに一度も聞けずにここに至った事が、まず誰に話しても頭をひねられる。

 

「旦那さん、本当に社会人? モラルは完全にどっかに落っことしてきたみたいね」

「相手のオンナ、人の奥さんでしょ?バカなの? 自分の行動分かってなかったの?」

 

他人に何をどう言われても、不倫真った只中にいる連中は、

頭がどうしているので、周囲の言葉に耳は貸さない。

バカ夫で十分それは証明されているし、

相手のオンナもオンナで、ワタシに対し「宣戦布告」する内容のメールを、夫と交わしていたので、これまたつける薬ナシの大馬鹿だ。

しかし、このオンナは、あれだけメールや実際のデートで夫の気持ちを煽っておきながら、

ワタシが離婚前提の別居を決行する少し前に、突然夫に「もう会わない」宣言を一方的に言い渡し、なにもなかったかのように生活しているらしい。

バカ夫はそれからすぐに両親の看病が始まり、それ見たことかと内心ワタシはそう思っていた。

人間はロクでもない事をしている時にこそ、

何重にもそのツケが回ってくる。因果応報というものだ。(本来、因果応報というのは良い結果に対しても使われるのだけど、適当な言葉が見つからない)

 

そういう事もあり、友人たちはオンナにも報いを受けさせるべきだと言う。

オンナの方の家族には、今の所なにもバレていないらしい。

それは不公平だ、と言う。

 

ワタシも考えなかったわけではない。

自宅も固定電話も、彼女のメルアドも知っている。

なんならラインのアカウントも知っている。

不貞を知った直後は、電話をかけようか、メール送ろうか、

家まで押しかけようかと、眠れずに、何度も何度も考えた。

 

でも、それが一体何になるのだろう、と思った。

だからといって彼女のモラルの低さが治るとは限らない。

他人の家庭を壊しておきながら、「アタシが先に出会ってる、アタシの方が夫くんを幸せにしてあげられる」と豪語するような反省も恥もないオンナに、

何をどう訴えればいいのだろうか。

 

それに本来、私の目的は他人の家庭を壊すことではない。

夫にこそ、後悔と反省をし、恥を知ってほしかっただけだ。

 

私の家族がバラバラになり、もう修復が出来ないからこそ、

他人の家はせめて、(表面上でも良いから)幸せを保ってほしい、とも思った。

 

という事を友人たちの前で披露したら、

 

甘い!!!!

 

と一喝されてしまった・・・

 

「リンカがこんなにこの先の人生に不安を抱えているのに、オンナは今、平然と暮らしてんだよ?! 悪いことしたのはそっちの2人じゃん! 報復してやらなきゃ!!」

 

なんとも恐ろしい言葉だけど、そういうつもりはない。

あまりその事で決定的な証拠がないのに相手にゆさぶりをかけるのは、良くない、むしろこちらが恐喝・脅迫をしているようなもの、だ。(市の法律相談いわく)

 

とはいえ、仕返し的な事を何も考えていないわけではない。

離婚が無事成立したら、ワタシは堂々と(?)彼女に慰謝料を請求出来る。

内容証明を送り、相場の倍額を請求してみる。

 

「応じていただけない場合は、法的手段に訴える+ご主人宛の書留で証拠写真とメールのやり取りのコピー数十枚を送ります」

と書き添えて。

 

デキャンタのワインを5つほど空けたところで、

友人のひとりがニヤリと笑いながら、

 

「な〜んだ、案外マトモな嫌がらせ方法があるんじゃん」

 

とやたら嬉しそうに言った。

(とはいえ、女は怖い。

最後まで友人たちは「オンナの家庭もぶっ壊そう!!」と息巻いていた)

 

まあ、あのオンナの事だから、

どうせうちのバカ夫に泣きつくんだろうけど、知るか。