北総ロザリオ文芸部

タイトル一新です。離婚(予定)後の自由満喫と今までの回想録(メモワール)

迷い迷われ振り振られ

散々書き殴ってきた、離婚の件で、

現在のワタシはまさに迷いと決断の渦中に身を投じている。

 

初めて離婚を切り出されたのは結婚式をして3日後だった。

新婚旅行先のアメリカで、ワタシが立てる予定に文句を言い出したので

「じゃあアナタが決めてくれる?ワタシはそれに従うわ」

と言うと突然烈火の如くキレた。

「アナタは俺が決めた事だけで満足な訳?! 自分がないの???」

 

意味不明である。

先に予定を立てたのはワタシで、それに物言いが入ったのでじゃあアナタに決定権を渡しますよというだけの話だった。未だにキレられた理由が謎過ぎる。

そこから始まったモラハラ生活に心身ともに疲れた頃、夫の浮気が発覚しモラハラに拍車がかかり・・・

 

本当に疲れた。もうあてつけで居間で首つってやろうか、後ろから刺してやろうかとも思い詰めたが、

よくよく考えるとこんなバカ夫のために「死んだり、殺したり」だなんて、なんでワタシが損な役回りをしなきゃイカンのだ、悪いのはコイツだ、そーだそーだ、だったらいつまでも離婚してやらないで夫をこそ苦しめるべきだ、そーに決まった!!

(正直に告白すると、自殺は怖いのですぐに思い直した。人を刺そうにも、豚肉を切る時すら躊躇する臆病者なので絶対ムリだと思った)

 

そこからも何度も悩んだ。

子どもたちのこと、お金のこと、仕事のこと・・・

こんなパートのおばさんが離婚した日には貧困系女子(オバサンだけど)への一本道が見え隠れしている。

毎日顔を見ることが当たり前だった息子たちにも、もう一旦ここでお別れになるかも知れない。頭をかきむしる程、苦しかったり、過呼吸になったりと散々な目に。

心の中は常に七転八倒する毎日だった。

 

夫は更年期なだけなのか?だから荒れるのか?(イヤイヤ、若い頃からモラ夫だった)

義父の言うようにワタシが至らないから?ワタシが悪かったのか?

あちらの親はワタシに「我慢と努力は当然」と言っていたが、

それはお互いにあっての話ではないのか?

子供たちは本当はどう感じているのだろう?バカな親だと思ってくれてもいいのだが、

少なくとも好きで出ていった訳ではないと理解して欲しい。

仕事も決まり、子供も大きくなり、ようやく慣れてきて「たくさん旅行に行こうね」と

話していた矢先に、何故こんな仕打ちが出来るのか?

どうすれば良かったのか?

 

「本当にやり直したかったら、まずアナタはイチから変わらなきゃ駄目だろ」

 

不貞行為に走る前、くだらない言い争いの後で軽く離婚を匂わす夫にこう言われた時、

ワタシは自分で日記をつけていた。

(食器洗いについて、文句。自分で突然キレておきながら意味不明な上から目線の物言い。本当に疲れた。離婚も視野にいれ、お金を貯めておこう。)

そこから数カ月で、不貞発覚。

夫は毎週末彼女に会いに行った。

そこからモラハラが始まるも、義理実家は救いの手を差し伸べるどころか、

あろうことかワタシへの口撃を始めたのだ。

 

しがらみという足元の雑草につまづきながら、

世間体という風に凍え、生活という高く幾重にも生い茂る木々に先も見えずに、

悩み、身も心も疲れ果て、傷つきながら迷いの森を抜けた時に、

ワタシは其処にもともとあった「答え」に安堵した。

 

財布だけを握りしめ、駆け込んだ不動産業者の窓口から始まる「逃避行」は現在までの記憶がおぼろげかつ途切れ途切れで、詳細は何卒ご勘弁をなのだが、

そんな発作的とも思える別居から、とうとう離婚をするワタシにも、

この決断が正しいかどうかは分からない。

ただそうせざるを得なかった、というのが本当のところなのだ。

 

迷うのは心があるから。

心のある人こそ迷いや悩みが多いと思う。

夫は不貞発覚から1ヶ月もせずほぼ迷わずに、ワタシに離婚を突きつけたのだから、

相当な神経だと言わざるを得ない。

結婚生活22年よりも6ヶ月の不貞期間の方が彼の中では大きな意味があったというのは

心外だが、心のない人間だから家族も欺くし、今まで互いに築いてきた関係を簡単に断ち切るのだ。

 

楽しい事もたくさんあった。

一緒に見た桃色の夕焼け空の美しさも、訪れた山に咲くツツジ、美味しいクリームパスタの香りも、子供たちとの団欒も、

思い出そうとすればすぐにでも思い出のフォルダから引き出せる。

それをなかったことにして、夫は戦車のごとく不貞に突き進んだ。

ワタシには、それが出来ない。

思い出せる幸せのすべては、その瞬間は確かにそこに在ったのだし、

それがなくては逆にワタシという人間の、本当のところがボヤけてしまう気がする。

 

いまは、時々疼く思い出に少しだけ傷ついても、

いつか時間とともに、きっと薄れてくれる。

 

結婚したことを後悔は、出来ない。

子供たちを愛している自分が嘘になる。

生きていくうえでは、色んな石につまずく。

 

それでもどんどん進め、ワタシ。

その先でまた、楽しみを見つければイイ。

 

 

未来にも、きっと悩みや迷いはいくらでもある。

こうやって、またどこかで同じように愚痴る時もある。

その時に自分の中の声に耳をかたむけ、さまよい続けた迷いの森の出口にあるのが、

決断と呼ばれるものだろうか。

いくつもある中で、それはもしかすると間違った出口かも知れない。

だけども自分で選んだ出口であれば、後悔も反省もいつか正しい出口を見つける為の道標になる、と信じていていいだろうか。

 

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おひとり様飯にもだいぶ馴れてきました・・・

鮭のみりん焼きがどうしても食べたくて作る。熊本産プチトマト、甘〜い!

本日も美味しゅうございました♡