北総ロザリオ文芸部

タイトル一新です。離婚(予定)後の自由満喫と今までの回想録(メモワール)

マニピュレーターの演技が冴えわたり、まさかの・・・

先日の調停の締めくくりに、調停員さんからまさかの「関係修復案」が出され、

ただひたすら困惑して帰路についた。

 

誤解のないよう言っておくと、

ワタシの申立て案件についてくださっている調停員さん2名は、話せば話すほど良識のある人たちであることは分かった。

気分を害する事を言われたこともない、こちらにも非があるのでは?と勘ぐられるような言い方もない、必ずワタシの発言のフォローをして下さる、「概ね感じの良い調停員」さんたちに当たったと思う。

 

だけどもやはりマニピュレーター・モラハラ夫の演技を見抜けない、

善良な人達なのだ。

 

あちらのターンが終わり、その日最後のターンでのこと。

婚費、慰謝料、財産分与までの話を詰めてくれたのはいいが、

話の終わり間際に、こう切り出された。

 

「今回ご主人さん、初めて心情吐露をしてくださってね。

今までとは打って変わって、本当の顔を見せていただいたようなね、

お互いに色々傷付けあったけど、僕も辛かったんですよね。

社会の荒波(古い・・・)で耐え続けたのに、家族に相手にされず

寂しさが常にありました。外に出て上下関係に挟まれながら、必死で

働いたのに、サポートも得られなかったんです。

 (下線部分はアイツが散々愚痴っていたが、ほぼ虚言である。そもそもお互いに傷つけ合った?一方的に傷つけられたのはワタシだ。家の外でも内でも安らげなかったらしいが、誰よりもくつろいでいたのはアイツだ。ワタシはソファに座ったことすらない。何故なら夫が常にベッドにしてTVを観ていたからだ。サポートって何?じゃあオマエは息子の赤ん坊時代の子育てしたか?毎日後輩連れて飲み歩いてたよね?それについてワタシが文句言ったことあるか?ますます嫌いになってしまった。)

・・・ってね、ご主人さん、なんだか安らいだ顔されていてね・・・」

アイツがそれを言った時の自分に酔った顔が、見えるようで気分が悪くなる。

 

ここでものすご〜〜〜く、嫌な予感がした。

調停員さんが、微笑む。

「どうでしょうか、リンカさん。

話の分からなそうな方ではないと思うので、

もう一度、色々なことをお互いに話し合ってみては・・・」

 

マニ夫の毒牙にかかった!!

 

 

 

彼のことは以前も書いたが、マニピュレーターというタイプのモラハラで、ターゲットにした人間の周りから少しずつ、味方を排除するように立ち回るので、

いつの間にかひとりになっている、底知れない恐ろしさのある性質の嫌がらせだ。

事実、ワタシの親や兄弟までもがこの状況になるまでは夫の味方だったのだ!

(まさか、あの〇〇君が・・・)

(あんなに良いパパが!?)

(ウチの息子が、信じられない・・・)

これらはみな、ワタシが夫からのモラハラ被害を周りに訴えた時、実際言われた言葉で、本当にその時点まで皆が夫を「まともな」人だと思っていた。

それでも家の中の荷物を一晩かけてグチャグチャにされ、半分以上の食器を壊された時の写真(今もソレを見ると心臓が踊り、具合が悪くなる)や、

彼女とのメールのやりとりをメアド付きで見せ、言われた事を逐一書き留めた日記を見せて、ようやく信じてもらえたのだ。

 

調停員さん・・・

二人でのまともな話し合いが出来ないから、ここまで来てしまったんです。

話したくとも、すでに2年近く無視をされています。

メールもずっと無視をされていたし、ラインも「お前とは二度とラインしない」と一方的に宣言されたのでアカウントを消しました。

経済的DV、台所締め出し、居間から締め出され、まともに食事も取れず、結果、家を出たのです。

あちらの親兄弟が間に入ってくれたけど、結局は無駄に終わり、この状況です。

ワタシはこれ以上嫌な思いはしたくありません。

話し合いの時間など、恐らく無駄に終わります。

他でもない、20年以上一緒にいたワタシだから判るのです。

 

 

初老の調停員さんは、

何故か満足そうに微笑んでいる。

「それでもね、年をとればお互いが許せるはずなんですよ。

無理とは言いません。話し合う機会を作るよう、私からもご主人さんに伝えましょう。

考えてみてくれませんか?」

 

・・・・わかりました。その機会が、あれば。

 

そう、答えて微笑んだ瞬間、

何故か、涙がこぼれた。

 

分かってもらえない悔しさは、意外と根が深い。

 

 

文庫 他人を支配したがる人たち (草思社文庫)

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他人を操り、自分の支配下におき反抗する者は否定し、削除する。

・・・・なんか、職場のチームリーダーもそれっぽい匂いがするんだけど。

結構いるものだ、マニピュレーター。